https://articles001.joint-kaigo.com/article-6/pg0031.html
介護報酬改定情報まとめ! 【2018年度 介護報酬改定 小多機 共生型サービスの提供が可能に!】の続きを読む
http://www.asahi.com/articles/ASKCS5GN2KCSUTFK00F.html
厚生労働省は、特別養護老人ホームや介護老人保健施設などでおむつをしている入居者がおむつなしで暮らせるように支援する施設事業者に対し、介護報酬を手厚くする方針を固めた。来年度の報酬改定で導入する高齢者の「自立支援」を促す仕組みの具体策だ。
まず、おむつを使う入居者に「ポータブルトイレをベッド脇に置けば自分でできる」などの目標を立てる。そして、実現に向けての支援計画を作り、計画を実施した場合に報酬を加算する方針だ。事業者が加算を得るために入居者に強要することを防ぐため、医者がおむつを外せると判断し、本人が望む場合に加算対象を限定する。
また、デイサービスの自立支援の具体策では、利用者の身体機能が改善して45メートル以上歩けるようになると15点、車椅子で45メートル以上動けるようになると5点など10の機能が一定期間でどれだけ改善したか100点満点で評価する。そして、全施設利用者のうち、機能が改善したか維持された人の割合が一定以上あった場合に報酬を手厚くする。
事業者が改善が見込めないと判断した人の利用を断るのではとの懸念があるため、介護の必要性が高い要介護3以上の人の利用割合を一定以上とする方針だ。(松川希実)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171111/k10011219571000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_022
11月11日 5時01分
特別養護老人ホームで暮らす高齢者が、病院ではなく住み慣れた施設で最期を迎えられるよう、厚生労働省は施設側が地域の病院などと連携して医療体制を整え、みとりを行った場合に、介護報酬を増額する方針を固めました。
厚生労働省は来年4月の介護報酬の改定に向けて、高齢者が病院ではなく住み慣れた自宅や介護施設で最期を迎えられる「みとり」を重視する方向で議論を進めています。
その結果、特別養護老人ホームで医療体制を充実させ、入居者を病院に搬送することなく施設の中でみとりを行った場合の介護報酬を増額する方針を固めました。
また夜間などに入居者の容体が急変しても、施設内で治療が受けられるよう、地域の病院と連携して24時間いつでも医師を派遣してもらえる体制を整えた場合も加算の対象となります。
厚生労働省が去年行った調査によりますと、特別養護老人ホームの入所者で死亡した人のうち、およそ40%が施設で十分な医療体制が整っていないことなどから、病院に搬送されて亡くなったということです。
厚生労働省は「住み慣れた施設で最期を迎えたいという高齢者の希望に応えるためにも、医療と介護の連携を強化して施設でのみとりを進めていきたい」と話しています。